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人間蘇生だモラトリアム

考察が三度の飯より好きなゲーマーです 一応誰に見せても恥ずかしくないブログという名目です

ライブハウスの詩

恋がぼくを殺しにきました。
つくしい風が、ほほを撫でる。
過去、誰かが死んだとき、
爆破のとき、スカートをめくったとき、
ふいた風がいま、きみを撫でる。
時間の先にあるものが、無意味だとして、
ぼくは、それでもただきみをみつめて、生きていく。
ぼくの、人生に価値や意味があるのか。
きみがいれば、
ぼくなどいなくても変わらない、そのことが好きです。
きみが好きです。

 

 

 

 

最果タヒさんの詩です。

ちょっと見かけて詩集を借りてみたのですが、ほんとうわぁと思いつつ、でもどこか引っかかる詩がいくつかあってなんとなく記してみました。ちょっと今の自分の心情に近いところがあるので、しばらくは迷ったときにはこれを唱えたいです。

 

ひとりぼっち惑星 on the App Store 

ひとりぼっち惑星、楽しいですね。普通に最近忙しくて時間もないのに、ちまちま部品を集めて受信しています。

端的に言えば、インターネットという海に流れるボトルメールだと思います。やる内容は、人工知能の部品を集めてアンテナを育てます。そしてアンテナから自由なことを送ることができるし、そしてその送られた見知らぬ誰かのメッセージをアトランダムに受け取る。ただそれだけのゲームです。

送る側も何を送ってもいい、流したものに対して責任もないけど、その分見返りを得ることはできない。受け取る側も何を受け取るかわからない、何を感じるかは自分が全てだしそのお礼も不快さも、送り主に返すことはできない。

このひとりぼっち惑星の世界観は滅びた地球の話ですが、最高に自己完結の世界だと思います。

 送られてきた話はそれこそ、どうでもいいような短いメッセージ、下ネタ、面白い話、世界観に合った創作話、二次創作、そして本当に切実で個人的な重たい悩みとか色々なものに溢れています。でもそれのどれが「本当のこと」なのかなんて誰にもわからない。コミュニケーションとしては破綻しています。そういう独り善がりの無責任な世界が、自分は割と気に入ってしまってずるずると入り浸っています。

作者がこのような世界を最初から意図したのか、結果的にこうなったのかわかりませんが、でもデフォルトの最初の6つのメッセージは死に逝く独り善がりで無責任なものばかりだったのでたぶん作者の沿った意図通りに、ひとりぼっち惑星は広まっているのかもしれません。

 

悲しいものは美しく綺麗に映るのはなんでなんでしょうね。そうじゃないとやってられないからなんですかね。世界がそうできているんですかね。

嘘か真かわかりませんがそういう悲痛な叫びを受けたときの無力感に耐える練習に、自分はひとりぼっち惑星を使っています。

届かないことが前提で送り手と受け手が断絶されている悲しい世界の美しさをもう少し感じながらぼちぼち続けたいなあと思いました。